黒豆まめマメ

黒豆とは

黒豆とは

黒豆は大豆の一種で、黒大豆とも呼ばれます。成分は通常の大豆とほぼ変わりありませんが、種皮に抗酸化物質として知られているアントシアニンを豊富に含んでいるため、黒い外見の豆となっています。

日本では古くから食べられてきた、なじみのある食品であると同時に漢方薬としても親しまれてきました。

漢方では健脾(脾を健康にする)、補腎(腎の力を補い、整える。老化などによる体の衰えを緩和する)、去風(解熱、鎮痛の作用。風邪を取り除く)、利水(水分のめぐりを良くする。利尿作用)、補血(血を補い、貧血、生理不順などを改善する。美肌作用、血色を良くする。婦人病の改善)、活血(血の流れを良くし、循環機能を高める。ドロドロ血液の改善)、解毒(体に害を与える物質を除去する)などの作用があると考えられています。漢方とは少し異なりますが、もっと身近なところでは、黒ごまやひじきなどとともに「髪が黒くなる」「髪によい」「薄毛が直る」などとも言われています。

最近では大豆にも含まれている「大豆イソフラボン」が「女性ホルモン(エストロゲン)」と同じ働きをしてくれる事が一般にも知られ、美容や更年期対策のために食べられている方も多くみられます。

科学的にみても黒豆の成分が、色々な面でカラダに良いことがわかってきています。そのため、黒豆ココア、黒豆茶、黒豆珈琲など黒豆にさまざまな加工を加えた商品が販売されています。